前回の続き。
今回は前回以上に長いよ。。
僕は最初、スピアフィッシングで有名なomerのフロートを使用していました。
Amazonで1万円ぐらいだったかな?
で、このフロート、omerが悪いわけではないのですが、片付けがダルかった。。
これは空気を入れるタイプのフロート全般に言えることなのですが、ホントにダルいんです。
海に持っていった道具って、ちゃんと塩抜きして乾かさないと臭くなるし道具も痛むんですよね。だからスピアから帰ったらまず色々洗わなきゃいけません。
そもそも洗わん!なんて人はこの議論は不要ですが。。
だいたいこの手のフロートは外袋の中に浮き袋を2つ入れている形状なのでまずそれを出すんですが、パンパンに膨らんだ状態ではなかなか出せないんですよね。少し空気を抜かないと。だから2つの浮き袋の空気を抜いて取り出す、そして外袋と浮き袋を洗う、干して乾かす、また使うときは浮き袋2つを外袋に入れ空気を膨らます。
めんどくせぃ‼️
更に言うと、何箇所かポケットがあるのでその中も洗わなきゃいけないしホントにダルかったんですよ。
このタイプのフロートの強みは、畳んでコンパクトになります!ってことなんですが、僕にはコンパクトさは必要なかったのです!
海から帰ったらシャワーで流して乾かして終了❗️ぐらいが理想なのです。どうせ車だし翌週にはまた使うんだから、畳んでコンパクト!なんて必要ないんですよ。
もっと言うと、空気を入れるタイプのフロートは自分の体重が重いせいか、海上で体を預けるには不安定だし、最悪破れたら終了です。
注)これは空気を入れるタイプのフロートを批判しているのではなく、あくまでも自分の偏った考えを書いているだけです☠️☠️
だからハードフロートを買えば良かったなぁって後悔しました。
でもハードフロートは種類が少なく結構高いんですよね。一番安くても1万円以上するんです。
上にも書いた理由でフロートって必要なんだけど、銛だけの身軽さに比べると果てしなく邪魔!これはフロートを引っ張って海に入ってみればわかります。
だから自作するなら極力シンプルにしないといけませんね。
でね、ある有名なスピアフィッシャーマンの本に、自作するならボディボードをカスタマイズするのがいいって書いてあったのを思い出したんです。
確かに、フロートに絶対必要な要素って「浮く」ってことだけで、最悪ビート板でもいいんですよ。
ということで、メルカリで2000円ぐらいで売ってた状態の良さそうなボディボードをGETしました。僕はボディボードをやらないからブランドとかわからないんだけど、調べたら有名なブランドで新品価格は2万円ぐらいしてたやつでした。
色もフロートっぽくオレンジだったのでgood。
到着したボディボードを見てまず思ったのが、「デカい!」ってことでした。
考えてみれば、大人の男が上半身を乗せて遊ぶんだからそこそこデカくて当然ですよね😅
コンパクトと言う言葉とは無縁ですが、頼り甲斐のある相棒になりそうな気がします。
これをまず使えるようにするには、フロートと銛をラインで結べばとりあえずOKです。omerのフロートで使っていたラインがあるんですが(ウチの海遊びサークルの隊長が教えてくれたライン)、せっかくならここも自分の考えで作ってみようと思います。
ボディボードは底面だけプラスチックのような素材で硬く、それ以外はビート板のような高密度のスポンジっぽい素材です。
だから穴を開けるのも簡単。
ホームセンターに売ってる穴あけドリルみたいなんで簡単に綺麗な穴が開けられるんですが、面倒臭くて火で炙ったドライバーで溶かして穴をあけたので見た目が汚くなってしまいました🔥
ラインを結ぶ穴は少し大きい方がいいかなと思ったから、溶かせば自由に穴を広げられるなって思ったんですよね〜😭
とりあえずその穴に結束バンドを取り付け、Oリングとマグロフックを取り付けました。
せっかくなので、ボディボードの上に網(釣具屋で買った魚を入れる網なんですが・・)を貼って、そこにペリカンケースや飲み物を入れて持ち運べるようにしてみました。
使い勝手が悪かったら外して他の用途に使えるように、ここもマグロフックです。
そしてこれは意外と忘れがちだけど必要なこと。フロートの底面にウェイトをつけます。1kg。これで波でフロートがひっくり返らなくなります。
次はラインです。
今まで使用していたラインは、
フロート———-ミニフロート———————————銛
3m Ⅰ 10m
フィッシュストリンガー
て感じで、フロートからミニフロートまでは3m、ミニフロートから銛までは10mです。(この10mは、もっと深く潜る人はもっと長くします)
ミニフロートから銛までのラインは芝刈り機ラインを使います。理由は、ホームセンターで手軽に安く買えるし丈夫だからです。これが10mもあり足に絡みつくことがあります。これが絡むとすごいストレスですし、下手すると溺れそうにもなり危険です。これを防止するためにミニフロートでラインを水面に浮かすようにします。
更にミニフロートの部分にフィッシュストリンガーをつけます。
このフィッシュストリンガーに獲った魚を吊り下げるんですが、フロートから3mの距離をとってあるので、フロートにつかまって休んでいる時でもサメに襲われづらくなります。
サメが襲うのは獲った魚ですからね。
ということを考えると、ラインに浮力があればミニフロートは必要ないってことになります。
あと、芝刈り機ラインはクルクルした型がついてるので、しまったり出したりする時に結構絡まってストレスを感じます。僕は絡まった釣り糸なんかもほどけない人間ですからねぇ。。あれをほどく人、尊敬します(笑)
だからラインに求められる条件は、
・丈夫
・浮く
・型がつきにくく絡まりづらい
これで調べてみると、ヒットしたのは次の2種類でした😁
・バンジーライン
・レスキューロープ
バンジーラインはスピアフィッシングのメーカーが出してるので良いのは分かったんですが、少し高いので今回はレスキューロープを使用してみることにします。
リーズナブルさを追求するのも自作の楽しみの一つです。
レスキューロープは15mにしました。
ロープに浮力があるので絡まないはず。そしてそこそこ太くて型もつきづらいです。
岸に戻りながら片付けできるように、間にロープを巻き取る器具(フロート代わりにもなる)をつけてみました。
これで次回潜ってみます。
おそらく何らかの不具合が発生すると思います💦
そしたらその時考えましょう。
これも自作の楽しみの一つですね😆